日頃より学校法人日本赤十字学園が設置する日本赤十字東北看護大学介護福祉短期大学部の教育活動に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
このたび、学校法人日本赤十字学園は、2026(令和8)年3月23日開催の理事会におきまして、日本赤十字東北看護大学介護福祉短期大学部の2027(令和9)年度以降の学生募集を停止することを決定しました。
日本赤十字東北看護大学介護福祉短期大学部は、日本赤十字学園唯一の介護福祉士養成校として、建学の精神である「人道(Humanity)」の理念を基に、1996(平成8)年、「日本赤十字秋田短期大学 介護福祉学科」として開学しました。その後、2025(令和7)年に「日本赤十字東北看護大学 介護福祉短期大学部」と名称を変更し、社会人を対象とした「長期履修制度」の創設や高等学校との高大連携事業の推進等、教育の充実を図ってまいりました。
開学から30年、累計1,139名の卒業生は、介護福祉の分野をはじめ、社会の様々な分野で活躍し、地域社会に貢献しております。
しかしながら、18歳人口の急激な減少と、四年制大学志向の高まり等の社会情勢の変化や、介護福祉学科卒業生に対する国家試験受験義務化等の影響により、近年、志願者及び入学者の低迷に歯止めがかからず、今後も安定した学生確保は見通せないと思われることから、誠に残念ではありますが、2026(令和8)年度に迎える入学者を最後に、2027(令和9)年度以降の学生募集を停止するとの苦渋の決断に至ったものであります。
今後は、2026(令和8)年度入学者を含む全ての在学生が卒業するまでの期間、現在の教育環境を維持し、就職・進路決定の支援等につきまして、これまでどおり教職員一同全力で取り組み、教育機関としての責務を果たしていく所存です。卒業後の各種証明書の発行をはじめとする諸対応につきましても、日本赤十字東北看護大学が責任をもって引き継ぎ、継続して対応してまいります。
入学予定者、在学生、保護者、卒業生の皆様、高等学校、関係団体、実習施設をはじめとする地域の皆様のこれまでのご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
このたびの決定に至りました事情をご賢察いただき、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
なお、本学園が併設する日本赤十字東北看護大学の運営には、今回の短期大学部の学生募集停止は影響しません。今後とも赤十字の精神を身につけた看護師等の養成に力を尽くしてまいりますので、学生、保護者の皆さまにおかれましてはどうぞご安心ください。また、これまでの介護福祉短期大学部の教育活動の蓄積を基に、大学において、地域の介護福祉ニーズを踏まえた新たな地域貢献活動を展開していく考えでございます。
令和8年3月27日
学校法人日本赤十字学園
理事長 富田 博樹
日本赤十字東北看護大学介護福祉短期大学部
学長 原 玲子